大学中退の就職でのデメリット

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大学を中退してしまった方が就職や転職をするにあたってのデメリットは、職業選択の幅が狭くなるということです。
就職において、大学中退は高校卒業と同程度とみなされます。
面接官によっては、高校新卒よりもマイナスイメージを持たれる場合もあるかもしれませんね。
多くの企業の求人は、大学卒業、短大卒業、専門学校卒業が条件になっており高校卒業は少ないのが現実です。
(大卒資格でできることにも企業の応募条件について書いています。)
また、大卒と高卒・大学中退の年収のデータも出ており、給与面でも大きな差が開いてしまいます。
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大卒資格取得後の年収と大学中退・高卒の年収の違いは?
大卒と中退・高卒の年収や賃金格差は? スポンサーリンク この記事では、大卒とそうでない場合のお給料の違いを解説しています 下のグラフは厚生労働省が統計をとった学歴別の賃金カーブを表しています。 出典: ...

大学中退の面接でのデメリット
大学中退者はほぼ間違いなく面接官から「どうして辞めたのですか?」と聞かれます。
採用する側にとっては、すぐ離職してしまう人は極力採用したくないので辞める動機は重要なのです。
大学中退者は「諦めた人」と思われやすい
どうしても大学中退者には「諦めた人」というレッテルが貼られます。
私立大学であれば初年度に100万円以上(入学金と授業料)を払っているのにも関わらず、途中で辞めてしまうというのは、よっぽどの理由が無い限りマイナスに受け止められてしまいます。

・金銭の負担が大きいといった経済的理由で辞めた。
・学業不振でついていけない、単位の取得が困難で辞めた。
・大学に通う意味が無いと感じ辞めた。
・友人が辞めたからつられて辞めた。
・アルバイト主体の生活になってしまい辞めた。
辞めるに至るまでに色々な理由がありますが、面接官や採用担当官は言葉の裏側を読んでいます。
この人はどういう理由で辞めたのか?はこの人は何があると諦めるのか?と読み取れるからです。
自分の中で辞めた理由を整理して、面接の時にきちんと説明できるように準備しておくことが大事ですね。
中退からの大卒資格取得のメリット
大学中退後の大卒資格者は「諦めない人」と評価
反対に、大学を中退しても何かの手段で大卒資格を取得した人は「諦めない人」として高い評価を受けます。
中退後に大卒資格を取得するのは強い決意が必要です。
一端、挫折や失敗をしても諦めずに目標を達成する人は社会人になっても伸びしろのある人間として重宝されます。
こういった人材は企業側も積極的に採用したい人材とみなされます。