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浪人や中退をして今はフリーターをしているけど、ゼッタイ大卒の資格は取りたい!っていう方は多いと思います。
そんなフリーターの方が大卒資格をとるには3つの方法があります。
大学入試を受けて入学する
1つ目は、大学入試を受けて通学過程の大学に入学し、卒業を目指すという一番オーソドックスな方法です。
フリーターが大学入試を目指すメリット
この方法のメリットとしては、フリーターの自由度を活かしお金を貯めながら入試のための勉強をすることが可能です。
入学後は最低4年間通学し必要な単位を履修すれば晴れて大学卒業の資格をとることができます。
フリーターが大学入試を目指すデメリット
反対にデメリットはどうでしょうか。
ひとつは合格できない可能性があるということです。
どの大学にも言えますが、大学入学試験に落ちてしまうと入学することはできません。
この場合、また1年間入学試験を待たなくてはいけませんのでモチベーションを保つのが難しくなります。
デメリットのふたつめは、経済的な問題です。
私立大学では卒業までに約500万円以上のお金が必要です。
経済的な問題を理由に大学を退学する人が増えてきていますので、入学前にある程度の貯金をしておくか、親や周囲の協力と理解をお願いしておく必要があるでしょう。

二部(夜間学部)へ入学する
2つ目の方法は大学の夜間学部に通う方法です。
夜間学部は通称二部といわれ、高校でいう定時制のような仕組みです。
主に、昼間働いている人が夕方から夜にかけて大学に通っています。
フリーターが二部を目指すメリット
二部制のメリットは、昼間の時間が使えることと学費が安いことです。
昼間アルバイトをしながらでも大学に通うことができるので、とりあえずフリーターを続けたい人におすすめです。
昼夜開講制(フレックス制)という夜間学部でありながら昼間の講義にも参加できる制度のある大学なら、アルバイトが休みの日は昼の講義に参加することが可能です。
学費は昼間の大学に比べ、国立大学の半分程度、私立大学で3分の2程度となっており学費が安いのもメリットといえます。
フリーターが二部を目指すデメリット
デメリットととしては、年々夜間学部が減っているため受けられる大学が少なくなっていることです。
また、講義は18時から21時くらいまでほぼ毎日受けないと単位が取れません。
フリーターとして昼間アルバイトをして夜に大学に通う場合、強い意志や目的がないと途中でリタイヤしてしまう人が多いようです。

通信制大学へ入学する
3つ目の方法は通信制の大学で単位を履修して修了する方法です。
通信制の大学は基本的には通学せず、自宅にいながら教材やインターネットを利用して講義を受けていくスタイルです。
時間的な自由度が高いため、先ほど紹介した二部(夜間学部)よりも通信制大学を受講する人が増えてきています。
フリーターが通信制大学を目指すメリット
通信制大学は空いた時間を利用して単位を履修できるため、フリーターで昼も夜も不定期に働いてる場合でも時間の都合がつけやすい方法になります。
通信制大学にはスクーリングという一定回数一定期間の間集まって講義を受ける授業がありますが、フリーターであれば時間の都合をつけやすく続けやすい環境といえます。
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費用は年間10万円~20万円程度の大学が多く、昼間に通う大学に比べ圧倒的に安くなります。
もちろん通学に使う交通費もありませんので学費だけでなく金銭的なメリットが大きいです。
フリーターが通信制大学を目指すデメリット
通学では通っているうちに仲間や友人ができますが、通信制大学は一人で勉強するため途中で挫折する人が目立ちます。
多くの通信制大学の卒業率は20%程度となっており、モチベーションがうすれて辞めてしまう人が多いようです。

まとめ!フリーターは大卒資格を取るための選択肢が多い
今回紹介したように時間的自由がとりやすいフリーターが大卒資格を目指す場合は、選択肢がいくつかあります。
なるべく早いうちに人生設計を行い、将来どうなりたいのかを考えておくといいでしょう。
そうすると、将来目標に合わせてどの方向に進めばいいのかがはっきりしてきます。
自分の興味や性格から進みたい方法が決まってくると、それに合った専門性の高い授業を行っている大学を選ぶことができます。
闇雲(やみくも)になんとなく選択すると続けられずに辞めてしまうケースもでてきますので、時間とお金をムダにしないように資料請求などを積極的にして情報を集め、計画を立ててみましょう。
目標が見つからない場合は就職も視野に
しかし、そうはいっても目標がみつからない人はとりあえず会社員として就職するのも一つの方法です。
フリーターに比べ、会社員として働くことで学ぶことはたくさんあります。
就職を自分を成長させる方法として割り切って、働きながらやりたいことを見つけるのも一つの方法かもしれませんね。

30歳までは転職回数も気にせず自分の経験値をあげていきます。
そうした後に自分の性格と過去の経験からやりたいことが見えてきますので、人生計画を立て直し再挑戦プランを立ててみましょう。